Vol.108<一緒に拒絶理由を考える>|静岡浜松 居藤特許事務所 新着情報
2013/12/12
Vol.108<一緒に拒絶理由を考える>
通常、特許庁から拒絶理由通知を受けた場合、対応策についてクライアントと弁理士が直接会って打合せすることは少ないと思います。
しかし、弊所のいくつかのクライアントでは、拒絶理由通知を受けた場合、拒絶対応を発明者の方、知財担当の方、それと私の3者で一緒に考えます。
そうすると、いいことが色々あります。
いいことその1
発明者の方に拒絶理由を理解して頂けることに加えて、世間の技術レベルや他社の技術的・知財的なやり方を具体的に知って戴けます。
いいことその2
私が技術を深く理解でき、補正書や意見書、さらには次回の出願明細書に反映させることができます。
いいことその3
議論の中で、新たな発明が生まれることがあります。
昨日は、面談中に突然、発明者の方が「あッ!」と言われて、いいことその3が発生。
大変有意義な打合せをすることができました。
だから、弁理士は辞められませんねェ〜