Vol.136<武器かゴミか>|静岡浜松 居藤特許事務所 新着情報
2014/05/20
Vol.136<武器かゴミか>
私も見てます。TBS系ドラマ『ルーズヴルト・ゲーム』
前回までの放送では、主人公が社長を務める青島製作所が、
ライバル企業の実用新案によって窮地に追い込まれながらも
特許に裏付けられた自社の技術力で起死回生を図るところまでが描かれております。
特許や実用新案に代表される知的財産権(知的財産に権利が与えられたもの)は、
剣にも楯にもなるようです。
しかし、このような知的財産権もただ漫然と取得しても、また取得し続けても
剣にも楯にもならず、ただの不良債権にしかなりません。
つまり、知的財産権は、
何の目的で何についてどのうように取得し、さらに取得し続けていくかが重要です。
一例を挙げれば、
開発者から提案のあった技術だけを権利化するだけでは、本当に会社に必要な権利が取得できているとは限りません。
他社(ライバルだけではありませんよ!)を意識して、他社が歯ぎしりしたくなるような権利を取得し続けたいものですね。