2014年8月アーカイブ

来る9月5日(金)のIP部会(はままつ知財研究会)で、講師を務めます。

IP部会での講師は2回目で、前回は「発明の進歩性」についてお話しさせて頂きました。

今回のテーマは、「国内優先権主張出願」です。

取り敢えず出願するだけしておいて、あとは国優(国内優先権主張出願の略)使ってなんとかすれば、

といったケース、心当たりありませんか?

しかし、国内優先権主張出願は、そんな便利な制度ではありません。

結構、痛い目に遭う可能性がある危険な制度です。

大事な発明であればあるほど慎重な利用が求められます。

その辺のお話しを判例を交えてさせて戴こうと思っています。

興味のある方は、是非、ご参加ください。

参加を希望される方は、こちらまでご連絡下さい。

今日は、朝6時に起床して静岡県立大学での前期講義「知的財産管理入門」の課題レポートの採点と成績付けを行っております。

回答用紙にギッシリと回答した答案と、パラパラとしか回答していない答案とありますが、

採点のポイントは、問いに対して必要な事項を的確に回答しているかどうか、です。

言い換えれば、私(出題者)が回答して欲しいことがちゃんと書かれているか、ということです。

そして、それらが一見して分かるように回答しているか、ということも重要です。

色々たくさん書かれていても、それだけでは点数をあげられません。

また、必要な事項がたくさんの記載の中に埋もれてしまっていては採点者に気付いて貰えません。

学生さんや資格試験の受験者の方は、これらの点を意識しながら回答すると点数UP間違いなしですよ!

↓写真↓は、浜松商工会議所の会報誌「NEWing」です。

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今月号の特集は「連携で挑むものづくり企業」で、一社だけで製品開発するのではなく、

自社の弱みを補完する他社と組んでみたり、

これまでとは全く縁のなかった異業種の方と組んでみたり、

自社製品を利用するユーザと組んでみたりして、より良いものを作ろうとする取り組みを紹介しています。

例えば、「農×工」、「工×工」、「医×工」などなどです。

幸せなことに、弊所では本誌で紹介されている多くの企業様からお声掛けを戴いて陰ながら関わらして頂いております。

特許事務所として、

連携の案件は、連携独特の難しさもあるのですが、

たくさんの方が一つの目標に向かって進み夢を実現する瞬間に立ち会えることは、

私の大きなモチベーションになっています。

 

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