Vol.17<一発特許査定!>|静岡浜松 居藤特許事務所 新着情報
2012/02/02
Vol.17<一発特許査定!>
2月は、先月に続き2件の特許査定でスタートです。
1件は、拒絶理由通知を受けて補正した案件なのですが、
もう1件は、拒絶理由を1回も受けることなくいきなり特許査定された案件です。
実は、弁理士として所謂「一発特許査定」はあまり喜ばしくはありません。
それは、中間手続き(補正書や意見書)費用を貰う機会が失われたからではありませんよ!
その真意は、「最初の権利範囲の設定が狭かったかな?」、「ひょっとしたら、もう少し広い範囲で権利が取得できたかもしれない..」と危惧するからです。
そこで、改めて出願書類を確認しましたが、妥当と思える権利範囲だったので今回は良しとします。
でも、妥当な権利範囲を余計な拒絶理由を指摘されずに早期に取得することは、
職業代理人としての弁理士が目指すべき究極の品質ですね。
今回の「一発特許査定」を励みにして一層精進します!(でも、やっぱ「一発査定」は心配だナァ..)