2012年6月アーカイブ

最近本当に問い合わせが多く、落ち着いて事務所におりません。

明日も、またまた滋賀におります。

ところで、↓↓↓これ何か分かりますか?

 

KIMG0085.JPG

 

年配の方ならすぐに分かるかもしれませんね。そうです、お蚕様です

お蚕様は、生きているときは極端に敬遠されますが、

『シルク』の戒名が与えられた途端に憧れの的になるという不思議な生き物です。

私は、滋賀の田舎育ちなのですが、小学生の頃には、まだお蚕様を飼っていたところが近くにありました。

お蚕部屋は、薄暗く、桑の葉の独特の臭いとその桑の葉をお蚕様がひたすら食べる音で満ちていたことを思い出します。

上の写真は、先日ある機会に恵まれて撮らせて頂いたものです。

ちなみ、この折は、お蚕様を手にとっても良いとのことでお蚕様の感触も久方ぶりに楽しみました。

お蚕様って、温かいのか、冷たいのか、どちらでもないのか想像つきますか?

ネットで調べると、観光用にお蚕様を飼育している所がいくつかあるようです。

静かな場所で落ち着いてお蚕様の命の息吹を四感(五感でもいいですが...)で感じてみては如何でしょうか。

きっと、新たな発見があると思います!

先週は、月曜日から金曜日まで毎日外出して発明のインタビューをしておりました。

毎日、分野の異なる発明をお聞きできて大変楽しいワクワクする一週間でした。

私もそうですが、人に何かを説明すると自分の理解の足りなかったことや、理屈に合わない部分、

さらには、思いがけない発展などに気付かされることがあります。

先週インタビューさせて頂いた発明の中にもいくつかありました。

私が投げかける質問は、いつも基本的なことばかりです。

例えば、物の発明であれば、

これはどんな材料を使っていますか?

これをどうやって造りますか?

これをどんなときにどんなふうに使いますか?

この部分はなんですか?などなど

一つ一つ説明して頂くと、この発明が実施不能であったり現実的でないことに思い至る場合もあります。

でも、それはそれで笑い話の一つになってよいのです。

一方で、超基本的な質問が、とんでもない発展をあぶり出すこともあります。

いずれにしても、発明のインタビューはいつも楽しい。

発明に限らず、自分で十分理解したと思っていることや、反対にモヤモヤが残っていることを

人に説明すると『しっかり確信』・『スッキリ解決』できて精神衛生上も大変よろしいようです。

但し、発明をむやみに他人の話すことはご法度ですよ!

静岡県立大学の講義も無事終了して、今は、課題レポートの提出を待っております。

例の『授業評価アンケート』は、「実例が豊富で、面白かった!」との評価を頂く一方で、

「進度が速かった」との評価も頂きまして反省しきりです。

ご指摘は来年度に活かして行きたいと考えておりますのでお許しください。

大学での今回の講義は、正規の単位を付与する正式な授業ですが、

私への最大の褒め言葉は「面白かった!」の一言に尽きます。

この言葉を聞くためだけにやっていると言っても過言ではありません。

その点においては、多くの「面白かった!」を聞けて少しばかり満足しております。

で、今日は、静岡県立浜松工業高校で『知財授業(意匠&商標編)』をやってきます。

浜松工業高校でのこの知財授業は昨年から既に3回目(4回目も既に決まっております)ですが、

私に依頼される理由は、やはり、「実例紹介」のようです。

大学や高校で初めて「知的財産」に触れる方への説明は、

私にとっても貴重な勉強や経験の機会となっており、仕事の場面でも大いに役立っております。

今日も「面白さ」に拘って、お話ししたいと思っております。

実は、今年なって4月までは商標のご依頼が極めて少なかった(1件/月程度)のですが、

先月から急増しております。

先月と今月の1月半の間に既に10件程度の出願をさせて戴いております。

商標は、特許に比べると確かに出願書類自体の準備は簡単なのですが、

商標をどのような形態で出願するかは結構悩みます。

お客様からご提示頂いた商標のままで出願することがお客様にも納得感が得られ易いのですが、

先願商標との関係、識別力の問題、権利行使のし易さ、権利の安定性などを考慮すると、

多少手を加えた方が良い場合が多い。

商標出願の検討は、特許とは全く別のスキルと思考回路が必要で、なかなか奥深いのです。

商標出願を検討されている方、是非、一度弊所にご相談下さい。

考えてもみなかった良い意味で予想外想定外の回答を差し上げることになると思いますから!

今週金曜日、静岡県立大学で私が担当している講義(「知的財産管理入門」)が最終講義を迎えます。

前回の講義は「著作権」だったのですが、講義後半に行った練習問題(クイズ?)の正答率はあまり高くなく、改めて「著作権」の理解の難しさと説明の難しさを実感しました。

正直に言えば、私の講義への学生さんの出席率は決して低くない(むしろ、非常に高いと思います)ので、正答率が低かったのは偏に私の説明力の低さが原因だと思っております。スミマセン。

また、今週末の最終講義には、私の講義を学生さんが評価する「授業評価アンケート」が行なわれるようで、大変楽しみにしております。

講義の至らない点も多々あったかとは思いますが、

少なくとも「熱意」だけは感じて戴いていると確信しております

いずれにしても、結果は真摯に受け止めて今後に反映させていきたい考えております。(実は、最終講義の日はたまたま私の誕生日と重なっており、評価があまり低いと落込度が倍増するため手心を加えて頂けると大変うれしいですね(笑))

ともあれ、今週末最終講義を迎えます。

最終講義も、とても大事な話を横道に逸れながらお話ししたいと思っております。

昨日は、滋賀におりました。

新しくお問い合わせ頂きましたお客様のところを訪問して楽しく打ち合わせをさせて戴いた後、

帰宅する前にちょっと寄り道をしました。

それがここ↓↓↓

 

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この写真で此処が何処か分かる方は中々の通ですね。

そうです、ここは、

 

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織田信長の夢の居城(巨城)です。

ここは、かつて信長の熱い思いを具現化するための地でしたが、今はご覧の通り至って涼しげな風が吹いています。

私は過去に何度か城跡まで登っていますので今回は登りませんでしたが、

この入口に立つと決まって少し淋しい気持ちになります。

それは、先のギャップの所為でしょうか。

みなさんは、何をお感じになりますか?

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