Vol.78<行春を...>|静岡浜松 居藤特許事務所 新着情報
2013/04/18
Vol.78<行春を...>
”行春を近江の人と惜しみける”
は、俳人松尾芭蕉が春の霞のかかった琵琶湖を前に春を惜しんで詠んだ句です。
古来、霞のかかった琵琶湖は春の句に度々登場します。
昨日、私は知財相談会の相談員として長浜におりましたが、昨日の琵琶湖には正に春の霞がかかっておりました。
相談会の前に少し時間があったので、学生時代に通った通学路を少し歩いてみました。
通学路は、長浜のメインストリート(?)から少し外れているため、ほとんど昔のままです。
変わったのは、通りの店先のガラス窓に映る変わり果てた自分の姿だけ...
霞ませることなくハッキリ映すガラスは、行く春とともに別の意味でセツナクさせますね。