2014年3月アーカイブ

先日、あるクライアントにある手続きをお奨めするために、手続きの内容と費用をメール連絡したところ、

先方から、

「先生、先生がうちの会社に必要と思って奨めてくれるなら、そのまま進めて下さい。費用の確認も不要です。」

とのお言葉を戴きました。

「私を本当に信頼して下さっているんだ」と、

涙が出るくらい感謝するとともに、身の引き締まる思いを新たに致しました。

今年度も今日が最終日ですが、

明日からの新年度も熱いハートで新たに頑張ります!

先週は、あるクライアントの新商品開発会議に出席しておりました。

今回の会議は、前回、特許上問題がある箇所についての設計変更の妥当性も含まれております。

前回の会議で私は不本意ながらかなり厳しい指摘をしましたので、その部分がどのように設計変更されたか、大変興味を持って参加させて戴きました。

結果としては、なかなかいい感じ変更されておりました。

設計変更は決して容易でなかったことは想像に難くなく、その工夫の数々を拝見して思わず涙が出そうになりました。

他社技術は参考にするけど、マネはしない、という技術者魂を目の当たりにして、

今度は弁理士魂を見せる番だ、と強く思いましたが、

でも、やっぱり技術者は、本当にすごい!!(一体、何食べてるのかな...)

昨日は、朝ネットを見ていたら、

『部品メーカの知財戦略、その本質は「顧客」を支配せよ』(一部抜粋)という見出しの

知財セミナーを発見。急きょ、東京に行っておりました。

4時間のセミナーで大変なボリュームでしたが一機に終わったという感じです。

盛り沢山の中から特に印象に残ったのは、この2点。

・自社技術や競合他社が出願しそうな技術について出願するだけでは不十分で、〇〇技術についても出願すべできであること、つまり〇〇の先を行け!

・それには、〇を見つけ出す特許分析が重要で仮説と検証で課題を特定すること

〇〇や〇はそんなに難しくはないので考えてみてください。

私が普段気に掛けている事項でもあってたので、少々自信になりました。

また、〇〇技術を出願するにはどうすればよいか?という点は、大変参考になりました。

早速、今日から実践あるのみです。

昨日も、とあるメーカさんに出願打ち合わせに出掛けておりました。

出願の打ち合わせ時には、実際の発明品のほかに変形例や発展例などが色々出て来ますが、

これらの変形例には、直ちに使えるものと、使えるかどうか検証してみないと分からないものとがあります。

前者の場合、変形例が五月雨的にたくさん出てくると出願内容がなかなか固まりません。

後者の場合、検証に時間が掛かるとこれまた出願内容がなかなか固まりません。

費用のこともあるので、なるべく1つの出願に全部を含めたいのですが、

特許制度は早い者勝ち(先願主義)なので、固まるのを待って出願が遅れることはそれ自体がマズイのです。

どこでキリを付けて出願してもらうかは、いつも悩み処です。

でも、結局のところ、最小限の内容で良いから今すぐ出すだけ出しておきましょう、ということでしょうか。

取り敢えず発明の本丸部分だけでもいち早く出願しておけば、その後のことは色々やり様もありますが、誰かの後願になってしまっては打つ手も限られてしまうということです。

「先んずれば人を制す」でしょうか。

 

特許技術者(在宅勤務)を募集します!

◆応募資格

・特許明細書作成経験直近5年以上

シニアの方歓迎!

◆勤務条件

・打ち合わせのため弊所(浜松アクトタワー21F)に来所可能なこと

・報酬は出来高制

・その他の条件は、希望を伺った上で個別に相談の上決定します。

◎応募・選考方法

1.書類選考

履歴書(写真添付)・職務経歴書(形式自由)を浜松アクトタワー事務所宛てに郵便またはメール(HP上から)でお送り下さい。

※自作明細書の公開公報(または特許公報)番号を3つ以上お知らせ下さい。

応募書類受領後、1週間程度で書類選考の結果を通知致します。

書類選考を通過した方のみ最終選考を行います。

※応募書類は、返却致しません。

2.最終選考

面接、場合によって試験(特許明細書の読解力の確認など)

最終選考後、1週間程度で結果を通知致します

たくさんのご応募をお待ちしております。

毎年、静岡県立大学の前期に開講している「知的財産管理入門講座」について

今年の社会人聴講生の募集案内が県立大学のHP上にUPされました。

今年は私の顔写真付きのチラシがUPされております(逆効果かも..)。

講義は、実例を豊富に紹介しながら知財検定3級をマジメに楽しく目指します。

念のため申し上げますが、社会人聴講生は所定の聴講料(7400円)が必要です。

さらに、念のため申し上げますが、その聴講料は私の懐には一円も入りませんのでご安心を。

 

ACT20th.jpg

 

↑は、昨夜のアクトシティー浜松の20周年イルミネーションの様子です。

私は、予め知っていたわけではなく、家からも見えないのですが、

神谷弁理士が気が付いて写真を送ってきてくれました。

もう20年間浜松の地に立っていたのですね。

今やアクトタワーは、浜松の押しも押されぬ象徴(ランドマーク)ですが、20年前は存在してなかったのです。

アクトがまだ立っていない20年前、私は何をしていたか、というと、

社会人になりたてでした。アクトが少しずつ建っていくのを何となく覚えております。

たまに、面談で「お若いですね」と言って戴くこともあるのですが、

アクトを思うとぜんぜん若くないんでねェ〜

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